赤ちゃん ミルク 温度

赤ちゃんのミルクの温度とミルクの作り方

ミルクの温度

以前は、粉ミルクは50℃前後のお湯で溶かして使うのがよいとされてきました。

しかし、最近になって50℃前後の温度では細菌体を死滅させられず、赤ちゃんの健康上のリスクが増加することが明らかになったことから粉ミルクを溶かすお湯の温度の基準が変わりました。

平成19年(2007年)に、世界保健機関(WHO)及び、国連食糧農業機関(FAO)により「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取り扱いに関するガイドライン」が作成、発表されました。

このガイドラインは、エンテロバクター・サカザキ菌という細菌を死滅させることを念頭に置いたもので、エンテロバクター・サカザキ菌とは、乳幼児に髄膜炎や敗血症など重い感染症をひき起こす恐れがある細菌で、致死率は20〜50%以上だと言われています。

以前、中国の粉ミルクからエンテロバクター・サカザキ菌が検出されたという報道や、エンテロバクター・サカザキ菌で汚染された粉ミルクで乳幼児が感染し、フランスでは新生児2人が死亡したことがありました。
厚生労働省によると、日本ではまだこの菌に汚染された粉ミルクによる患者は報告されていません。

でも、この恐ろしい細菌も、70℃以上の温度で死滅することが分かりました。
エンテロバクター・サカザキ菌など、粉ミルクの中で生存しうる細菌は、ほとんどが70℃以上の温度で死滅すると言われていますので、必ず70℃以上のお湯で粉ミルクを作るようにしてください。

乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取り扱いに関するガイドライン
 準拠による安心・安全な粉ミルクの作り方

粉ミルクの作り方
  1. 粉ミルクを調乳する場所は清掃・消毒し、清潔に保ちましょう。
  2. 調乳する前は石鹸等できれいに手を洗いましょう。
  3. 哺乳瓶や調乳器具類は必ず洗浄・消毒しましょう。
  4. 調乳する時のお湯は一度沸騰させた後、70℃以上のものを用いましょう。
  5. 70℃以上で調乳したミルクはただちに流水をあてるか、冷水または氷水の入った容器に入れて授乳できる温度(体温くらい)まで冷ましましょう。
  6. 赤ちゃんにミルクを与える前に、腕の内側に少量のミルクを垂らしたり哺乳瓶をあてたりして、授乳に適した温度(体温くらい)になっているかを必ず確かめましょう。
  7. ミルクの飲み残しや作りおきは飲ませず、1回分ずつ調乳し、すみやかに授乳しましょう。

お母さんも赤ちゃんも火傷に注意しましょう!

  • 70℃以上で調乳する際、哺乳瓶が熱くなりますので、火傷には充分注意しましょう。
    例えば清潔なタオルを巻いたり、鍋つかみなどを使用するのもよいでしょう。
  • 哺乳瓶を冷却する際は瓶の外側は冷めていても、ミルク自体は熱い場合もありますので授乳前に温度の確認は必ず行ってください。
    ※体温くらいまで冷めたかどうか、腕・手首の内側などにミルクを少し垂らしたりして、必ず確認しましょう。直接ミルクに指を入れて確かめるのは不衛生なのでやめましょう。

粉ミルクの作り方

粉ミルクは、高温では溶けにくくなりますので、沸騰した後、少し冷まして70℃以上の温度にするのですが、お湯を冷ますのがなかなか手間がかかります。

赤ちゃんがミルクが欲しくて泣いていると、どうしても焦ってしまいますし、
時間がなく忙しい時などは本当にどうしようなくなってしまいますよね。

そんな時に、便利なのが「ウォーターサーバー」です。

ウォーターサーバーには、温水と冷水が設置されているので、温水と冷水を混ぜることにより温度の調整がすぐにできます。ミルクを作るときは人肌くらいが基本ですが、ウォーターサーバーならぬるま湯を簡単に作ることができるのです。

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